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リースバックのメリットや落とし穴について

最近急増しているリースバックのメリットやデメリットについて下記に端的に記載いたします。

✦リースバックのメリット(良い点)について

①住宅の売却により、まとまった資金調達ができ、さらにもとの家に住み続けることができる。

②新しい住まいの手配のための出費をしなくてすむ。

③住んでいるエリアが変わらないので、いままでのご近所付き合いがそのまま継続できる。

④家を所有するコストがなくなる。(固定資産税・家の修繕費など)

⑤家を所有することのリスクがなくなる。(自然災害による損害、住宅ローンがなくなる。)

⑥借金をせずに老後や他の資金が調達できる。

⑦住宅を現金化するまでに時間がかからない。

⑧住宅ローン返済が不安な場合の打開策になる。

リースバックのデメリット(悪い点)について

①売却価格が一般相場より安くなる可能性がある。

②新しい所有者より賃貸で引き続き住み続ける場合のルールを確認する必要がある。

③将来家を子供へ相続したいと考えている場合は、相続が不可能になる。

④リースバック後の賃料の交渉が事前に必要になる。

⑤売買金額が住宅ローンの残高を下回る場合は利用できない。

⑥将来継続的に住み続けられるかわからない。※普通借家契約をお勧めします。

リースバックのトラブル事例

①賃料が上がらないと記載されていたのに更新の際に値上げを言い渡された。

②定期借家契約で賃貸契約を履行され、期間満了後に退去を言い渡され出ていくことになった。

③買い戻しに関する契約がキチンと話し合われておらず、買い戻し拒否や転売、高額買い取り額を提示された。

④自宅の評価額が住宅ローンの残債よりも低く、リースバックがそもそもできなかった。

⑤無断で売却しないという約束が、所有会社や投資家の都合で勝手に売却された。

⑥リースバック業者が倒産し、住んでいる住宅を売却された。

リースバックをご検討の方は上記を熟慮の上、信頼のおける業者にご相談頂き、トラブルを未然に防げるように注意してください。

ライズ・コーポレーションズ 担当:花岡